撮影@千鳥ヶ淵&靖国神社

3月最終週の週末、撮影のためお花見をしてきました。場所は、都内有数の桜の名所として名高い千鳥ヶ淵と靖国神社。

かなり冷え込んでおり正直なところ五分咲き程度を予想していたのですが、日当たりの良い場所の桜は満開に近い状態でした。日当たりの控えめな場所や水辺の桜は蕾も多かったのですが、総じて満足できるお花見でした。

成果はというと、ポートレートはそれなりに手応えを感じることができました。スナップショットは…帰り際の何気ないシーンでなんとかお気に入りの一枚を撮ることができました。

しばらく寒い日が続くのでこのまま4月第1週末も満開の桜を見られるかもしれませんね。ご自身や家族の思い出に満開の桜をバックにした撮影会など、いかがでしょうか。

桜も葉桜も桜のうち

2023年の桜はやはり難しかった

今年の桜は開花時期が早く、それにもかかわらず雨天と重なってしまいまして、せっかっくのコロナ禍終息ムードにかかわらずお花見を満喫された方は少なかったのではないでしょうか。

4月1日時点の桜

そのような中、4月1日に靖国神社で家族写真のご依頼を頂き撮影してきました。あいにく大部分の桜はほぼ散っており葉桜の状態ではあったのですが、桜をあまり強調せず慎ましく背景として引き立て役に利用すれば、さほど違和感なく満開感を出すことができました。葉桜であってもやはり桜が背景に入ると明るい写真になるもので、思ったよりもうまく撮影することができたように思います。

ごか属の思い出の一枚となったらとてもうれしく思います。来年も撮影いたしましょう。

春の訪れ

2023年の桜と撮影会

2023年の桜は例年になく早い開花・満開となりました。ベストな撮影タイミングを見極めるのが難しかったですが、満開に近い状態での休日・祝日でかつお天気が良いという条件を充たす日は3月21日でした。同日はとあるご家族の毎年恒例の撮影会。3年目となる今年には新しい家族が増えており、思い出に残る撮影にしなければと意気込んでおりました。

撮影は非常に順調で取れ高ばっちり!でした。3年目ともなると皆さん慣れたもので心の余裕があるのでしょう、表情豊かなポージングでサポートくださりました。

来年の今頃にはあと二人、いやいや、あと三人くらいご家族が増えているかもしれません。このような家族の歴史の一ページを一緒に紡ぐことができるというのは何ともうれしいことです。これからの一年も健やかにお過ごしいただきたいものです。

文化的な一日

文化の日

文化の日はやはり文化的な一日にしたい、ということでお出かけしてまいりました。場所は原宿にあるギャラリーで、目的は写真の展示会。親しくしている方が展示しているポートレートを鑑賞してきました。https://designfestagallery.com/

貴重な経験

この展示会は私にとってはとても緊張するものでした。というのも、はじめてポートレートの被写体となったからです。これまで撮らせていただくことはあっても撮っていただくことはなかったので、とても複雑な心境でした。

撮影時は気軽に挑戦したものの、展示会が近づくにつれ、自分のせいで作品を台無しにしてしまったらどうしようかという思いが強くなってきていたからです。もっともそんな些末な懸念は杞憂で、被写体が自分であることを忘れて少し離れた場所から鑑賞すると(←重要)、実に良い作品だと感じることができました。

現物の魅力

デジタル全盛の現在ですが、物理的にプリントされた写真の魅力は特別で、スクリーンや液晶画面で観るのとは大きな違いがあります。

スタジオで撮影してレタッチした上で専門のプリント業者に発注して額装までする〜そして会場を確保して展示準備まで〜気の遠くなる様な過程ですが、展示物を見るとその苦労は価値あるものだと感じることができます。私も久しぶりに作品創りの魅力を思い出しました。

週末の外出にいかがですか

写真が好きな方、私の挑戦にご興味を持ってくださった方、次回お会いした時のネタを探していらっしゃる方笑、是非この週末は原宿にあるデザインフェスタギャラリーに足を運んでみてください!

色々な方の素敵な展示がありますし、中庭ではオープンテラスでビールも飲めますよ🍺

Halloween

今年のハロウィンは…

皆さま月末はいかがお過ごしでしたでしょうか。私はカメラ片手にパレードをはしごする、というような過ごし方はせずに、自宅近所のささやかな集いに足を運ぶ程度の過ごし方でした。すっかり日本でも定着した感のあるハロウィンですが、お祭りごとは多いほど良い、多文化であっても独自解釈を加えて取り込むという日本の文化的受容性を示す端的な例だと感心してしまいます。数百年後にはハロウィンとはそもそもは西洋の何某で…という蘊蓄が添えられることになるのでしょうか。

本日の一枚 

とあるハロウィン関連の行事でリアル猫型ロボットに出会いましてぱちりと一枚撮影いたしました。ガチムチでちょっといかつい風貌でしたが、誰が見ても見まごうことなくあの著名な猫型ロボットでした笑

Zoo撮り

久々の撮影会

久々に撮影会に参加いたしました。前職で写真部に所属していたのですが、メンバーの方がありがたいことに私のことを覚えてくださって声をかけてくださったのです。最後に撮影会をご一緒してから3年以上は経っているでしょうか。前日夜からワクワクしながらレンズ選びをしてしまいました。

上野動物園

会場は上野動物園でした。実に5年ぶりくらいでしょうか。前回訪れた時にはそれほど撮影機会に恵まれずあまり枚数を稼げないまま退園した記憶があります。屋内だと照明が暗めに設定されている場合がありますし、屋外でも柵や金網がありますので動物園での撮影はなかなか難しものです。手持ちのレンズは単焦点100㎜のハーフマクロレンズだったのですが、さらにこのレンズはマニュアル操作のみのレンズでして、良く動く動物相手に果たして良い写真が撮れるのか、大きなチャレンジでした… 

撮影会を終えて

100㎜のマニュアルレンズで完璧にピントが合った写真を撮るのはやはり難しく、開いてはそっと閉じるの繰り返しでしたが、少しだけ気に入った写真がありました。動物園、、、幼少時に大はしゃぎして、思春期以降相当な期間興味を失っていましたが、またここに来て楽しみ方を覚えたような気がいたします。幹事さんありがありがとうございました!

写真は足で稼ぐ!?

フットワーク

良い写真を撮るために心がけていることのひとつが、フットワークです。シャッターチャンスを逃さず、良い構図で被写体を捉えるために重要な観点ではないでしょうか。日ごろから足腰を鍛えながらシャッターチャンスを探すためにいろいろな場所でウォーキングを心掛けています。

足で稼ぎすぎた結果… 

この日も休日の早朝からウォーキングに出かけておりました。自宅から3kmほど歩いた頃でしょうか、突然ペリッと右足のシューズのソールが剥がれ落ちてしまいました。綺麗さっぱり靴底部分のみが。長年の酷使が祟ったのか、経年により接着剤がはがれてしまったのか。仕方なく右足のソールがない状態でてくてくと帰宅の途についたのですが、左足のソールのパーツ(ソールそのものではない)がペロリと剥がれ落ちてきました。驚くべきシンクロニシティ。

愛しいスニーカーは天寿を全うしたのでした。

桜&写真&BBQ

今年の桜

皆さま、今年の桜はいかがでしたか?私はご縁あって3月末と4月初旬に何度か桜&ファミリーフォト撮影の機会があり、例年になく桜を堪能することができました。

4月某日、桜が散っていないかハラハラしながらも都内某所で待ち合わせて撮影を。この日のテーマはご息女の2歳のお誕生日記念(1年ぶり2回目!)ということで、いつになく気合を入れて参りました。

公園での撮影

奥様と公園で遊んでいる姿を見て遠目にもこの1年でスクスクと成長していることが手にとるようにわかりました。oh my pretty angel...よちよち歩きだったエンジェルは今ではボールや滑り台で遊ぶまでに。

私のことを覚えてくださっているでしょうか...きっと覚えていなかったかもしれませんが、あっという間にまた仲良くなれましたので全く支障はありません。

流血事故

公園でエンジェルを追い回して?いたときのことです。仰向けの状態で重たい一眼レフを超ローアングルで攻めていたら、手元がすべって顔面に直撃してしまいました。前歯が折れた気配はないですが、口に広がるブラッディーメアリー風味ですぐに唇を深く切ってしまったことがわかりました。

プロですからもちろん顔色ひとつ変えずに撮影を続けます。プロですから依頼者であるご両親にも悟らせません。ただ断固たるプロ意識をもってしてもじわじわとマスクに広がる鮮血までは止められません。1~2分間、会話をするふりをして圧迫止血を敢行、止血を確認した後にマスクを交換、一応事なきを得ました。

公園近くの川沿いにある桜並木も素晴らしくて、幸運でした。やはり水辺は気温が低いため満開の時期が少し遅れてやってくるのでしょうね、これでもかとシャッターを切りました。

ご自宅訪問

公園での撮影後は、ご自宅に伺って庭で撮影会。庭のある生活って、心に余裕が生まれますね。自由に使える屋外のオープンスペースって素晴らしい。ビール片手に三輪車でエンジェルと追いかけっこをしました笑 もう私たち、友達ですよね?

BBQ乱入

自宅撮影会のあとは近所のご親族の邸宅でBBQ!とのことでご一緒することに。緊張してしまいますが、この日の私には撮影担当という肩書がありますから恐れるものはありません。カメラ片手に縦横無尽にお庭で撮影...するはずが、ご親族の多さにびっくり!これほどの大家族だったとは...恐れ入りました。

お誕生日のエンジェルちゃんの他にも小さな子がいて、小学生未満の3名のキッズに終始遊んでいただいたのでした。こんなにも賑やかな場で撮影担当をしたことはなくて、とっても楽しいひと時でした。

御年96歳でレジェンド級の元プロスポーツ選手だったお祖父様も撮影にご協力くださり、皆さまにとって記憶に残る良い写真が取れたのではないかと思います。

  • ちゃっかり私もレジェンドと撮っていただきました。家族に自慢せねば。

気づけば日が傾く時間、あっという間の一日でした。心温まるご親族の集いに参加できて、とても満たされた一日でございました。近々新しいご家族が増えるとのお話もあり、ますます賑やかになるに違いありません。エンジェルちゃん、来年も覚えていてくれますように...

  • 余談ですが、BBQにいっぱい抱っこをおねだりしてくれたきー君に何度も質問されました「なんか顔に黒いのいっぱいついてる」...はい、それは拭いきれなかった流血の名残です☆

2022年始

2021は控え目な一年でした。2020年以上にデスクワークに割く時間が多く、カメラの出番がグッと減っていたように思います。

今年は少し気軽に考えて、スマホでも良いから写真を撮る楽しさを思い出す一年にしようと思います。家族や友人を撮って楽しんだり日記がわりにスナップ撮ったり。

まずは妹を被写体に楽しく2022初撮り!

Totoro

遭遇

年の瀬、仕事納めの後散歩をしていましたら何やら視線を感じまして。あまり視力は良くないのですが、遠目にもその愛らしいフォルムに心を奪われました。

田舎の風景にぴったりのあたたかい出会いでございました。

Hummingbird

急に寒さを感じるようになってまいりましたが皆さま元気にお過ごしでしょうか。

先日散歩中にハチドリらしき飛行物体に遭遇いたしました。近所の街路樹脇に植えられているの周辺で不規則に飛んでいる物体を見つけまして、当初はスズメバチだろうかとおそるおそる近づいてみるとどうも様子が違うなこれはもしやと思った次第です。

それにしてもハチドリの飛行性能というものは凄いですね。小さいとはいえ、鳥です。あのような急旋回や停滞飛行ができるなんて昆虫のようです。

手元のスマートフォンでパチリと数枚撮影してみましたが、動きが不規則すぎてシャッターが追いついません。偶然捉えた一枚は本当に運が良かっただけです。こういうときにはやはり専用のカメラが欲しくなりますね📸

秋の気配

2021年9月も間もなく終わりです。今年の晩夏は寒暖の差が激しかったですが漸く涼しくなり秋の気配を感じるようになってきました。

夏の間に少し体力を落としてしまったので美味しいものを食べて寒さに備えたいと思います。皆様も健康にお過ごしください。

GR IIIx

新しいGR

RicohがGRIIIxを公表しました。

  • 35ミリ判換算で40mm相当のレンズを搭載したGR

  • レンズ・画角を除く基本仕様はGRIIIと同等

  • 発売日は2021年10月上旬

GRの代名詞でもある広角28mm(35ミリ判換算)という画角を大胆に変更する派生的なモデルですが、その使い心地は一体どのようなものでしょうか。

私個人がこれまでGRを利用してきたシーンは、標準・望遠レンズをメインカメラに装着しつつ、広角域の交換レンズを持ち歩く代わりにGRで素早くシャッターを切りたいとき、一日中28mmという画角を携えて街を散策したいとき、の二つです。そうするとGRIIIxはこれまでの渡しhの利用シーンに合致していません。正直なところ、余計な悩みを増やさないで欲しい、と感じました。触ると欲しくなりますので、そっとみなかったことに…できるわけもありませんので、早いうちに実機に触ってみたいと思います。

(ご参考までに、GRとはなにか?を紹介した短いmovieをご紹介します。新しいカメラが欲しくなるというよりも、写真を撮りたくなる、そういう心に訴えかけるコンテンツではないでしょうか。)

sakura 2021

今年の桜

皆様、今年は桜をご覧になりましたでしょうか。都内では例年より早く開花宣言がされました。コロナ禍の影響もあり花見酒とという訳にも参りませんが、近所に公園や桜並木のある場所にお住まいの方でしたら散歩ついでにご覧になったという方も多いかと思います。

私も、自宅近所の枝垂桜やソメイヨシノを愛でながら毎朝散歩しておりました。今年の桜鑑賞も控えめなまま散りゆく様を眺めることになろうかと少しさみしい思いをしておったのですが、懇意にしている方から公園での家族写真のご依頼をいただきまして、「写欲」「花見」「お仕事」が一度に満たされる有難い機会を得ることとなりました。

今回の撮影

ご息女(以下「プリンセス」)の記念すべき一歳のお誕生日記念とのことで、週間天気とにらめっこしながら3月27日土曜日の午前に芝公園での撮影会とあいなりました。

当日は雲一つない晴天で、風も控えめで暖かい、最高の撮影日和!プリンセスとは二度目のご挨拶でしたが、もしかしたら前回のことを覚えてくれていたのでしょうか、ときおりニコニコと笑顔を向けてくれます。芝公園、東照宮、増上寺とフルコースでサクラスポットを巡りまして実に楽しい撮影となりました。

撮影後は極上のイタリアンでランチをご一緒して東京タワーの麓で乾杯(そして翌日は激しい筋肉痛)という、あらゆる意味でフルコースの一日でした。

お許しを頂いてこちらで作例をご紹介しております。当日の撮影風景やご家族との交流の様子が少しでも皆様に伝わったら嬉しく思います。GOT GRAVITATED?

プリンセスとの心の交流。なお、介添役はうまい棒(とんかつソース味)お母様による珠玉の一枚です。

プリンセスとの心の交流。なお、介添役はうまい棒(とんかつソース味)

お母様による珠玉の一枚です。

備忘

  • レンズはSigma 1.4 35mm Artに絞り込み:レンズ交換のタイミングや構図で悩むことが無くなり、純粋にシャッターチャンスを追いかけることができました。

  • マニュアルレンズはがまん:立ち止まることを知らない未来志向のプリンセスを追いかけるにはやはりAFは必須。重いMacro Planar 100mmは留守番させておいて正解でした。

  • ご夫妻とプリンセスの集合写真には35mmが最適でしたが、2ショットやプリンセスのポートレートにはやはり望遠レンズがあればと思う瞬間もあり。dp 3 quattroあたりを入手しておこうかと考え中です。望遠・単焦点のコンパクトカメラってほかに選択肢がないですよね。

良い一枚のためならコンクリートの壁とも一体化します。お父様、笑って撮ってないで私とコンクリに頭打ちつけましょう!

良い一枚のためならコンクリートの壁とも一体化します。

お父様、笑って撮ってないで私とコンクリに頭打ちつけましょう!

写真展 "Iconic Figure"

写真展に行ってきました

銀座のギャラリーで現在開催されている写真展「Iconic Figure」に行ってまいりました。最近はコロナ禍の影響で撮影機会がぐっと減ってしまっていわゆる写欲がなかなか満たされないものですから、せめて良い写真で目の保養をしたいなと思っていたところに、本写真展の紹介記事を見つけ、久々のザギン散策に至ったという経緯です。

目を奪われた作品

銀塩プリントされた大きなフォーマットの写真はやはり重厚かつ繊細で何物にも代えがたい魅力がありますね。特に往年の名優といわれる方々は被写体としての魅力もすばらしく、撮影者がそれを存分に引き出していることがひしひしと伝わってきました。ブローシャーにも使われているマリリン・モンローの写真はもちろん魅力的なのですが、私はオードリー・ヘプバーンが自転車に跨いだオフショットが何より素晴らしいと感じました。

この写真展ではプリントを額装込みで販売しており、特にこのヘプバーンの写真は額も素晴らしかったものですから、この写真を手に入れたいという衝動にかられ、しばらく眺めておりました。すると、ちょうど被写体の東部付近に比較的大きなホコリを見つけまして(おそらくガラスの裏側に付着したもの)、少し衝動を抑えることができました。あれほどの写真が手に届きそうな?お値段で販売されていることに驚きました。

他にも素晴らしい写真がたくさんで、ポートレート写真の魅力を改めて感じたひとときでした。

写真展は2021年3月13日まで(入場料500円)ですので、ご興味のある方は是非足をお運びください。

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アウトドアな年末

振り返って

皆様、今年一年はいかがでしたか。私は社会情勢に振り回されつつも何とか順応しながら過ごしておりました。

外出自体が憚られる状況では思うように撮影できず、ましてや海外で被写体を追い求めることなど許されるわけもなく、フラストレーションが溜まりやすい日々でした。

とはいえ身近な風景に目を向ければそれなりにシャッターチャンスはあるもので、密かに自宅界隈の見飽きた風景で牙を研いでおりました。

お外で過ごす年末

今年の年末は屋外で過ごす機会を持ってみました。どうもこのコロナ禍のなかアウトドア需要が大変高まっているとも聞きました。なるほどソーシャルディスタンスを意識しながら少人数で自然に触れながら没頭できる、理に叶った趣味ですね。

火の魔力というのは不思議なもので、絶やさぬよう見張りつつ枯れ枝を焚べていると時を忘れるほど見入ってしまいますね。強烈な寒さのスパイスが効いているからだと思いますが、頑張って沸かしたお湯で淹れたコーヒーは格別でございました。

皆様良い年末年始をお過ごし下さい。

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心を動かされたお品

Canonの新コンセプト商品

現在、Canonがクラウンドファンディングで協賛を募っているPowershot Zoomという製品があります。単眼鏡としても使える望遠機能に特化したデジタルカメラです。100mm/400mmの光学ズームと800mmのデジタルズームが利用可能だそうです。コンパクトな筐体ですが、動画撮影も可能で、手ブレ補正機能もあります。スマホと連携すればリアルタイムで画像をシェアすることも可能だとか。お値段も31,460円(税込)とお手頃。

なお、絞りは固定(f5.6~f6.3)で、センサーサイズは1/3インチ、フォーマットはjpegのみと、いくつかの機能は控えめ。

スマートフォンのカメラとの差別化

このズーム機能というのはスマートフォンのカメラとの大きな差別化要因だと思います。スマートフォンのカメラの高性能化は著しく、超高画素数とデジタルズーム(とクロッピング)の組み合わせで素晴らしい撮影ができるようです。他方で、スマートフォンで撮影する望遠写真は擬似的な望遠写真です。構造上、端末自体の厚さを抑える必要がありますのでレンズを重ねるには自ずと限界があります。

「カメラ単体を携帯する意義は?」という問いに対して真正面からの回答をすると、その一つの答えがこの製品ではないかと思い心を打たれたわけであります。

なお、スマートフォン側が望遠機能を強化するための解決策としては望遠レンズ付きの付属部品をスマートフォンに装着するというものがありますのでスマートフォン側に解決策がないわけではありません。(将来的には、端末の裏ではなく上部/下部にレンズを埋め込む形でレンズを重ねるスペースを確保することもありうるのでしょうか。)昨今はカメラ産業の停滞が指摘される事が多いですが、それぞれの利点を生かした競争が続いていただきたいと心から思います。

Canonさんへのお願い

将来的に、このPowershot Zoomの応用として、望遠レンズにフルサイズセンサーを搭載した望遠特化のカメラを販売していただけたらとても嬉しいです。センサー部分を取り外して手持ちのボディにレンズとして装着したり、最低限の機能で良い場合はセンサーを付けて望遠専用カメラとして運用する、というような。また

レンズ自体の資産価値を維持するためにセンサーや各種部品を交換/アップデートできたらとてもおもしろいと思うのです。(そういえばリコーにそれに近い商品がありましたね。)

自体に合わせて新しいコンセプトの製品が生まれる瞬間に立ち会えるということはとてもエキサイティングですね。